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マツダ/国内生産体制を強化

2004年04月22日/未分類

マツダ(株)は、生産体制を強化するため5月26日から宇品第2(U2)工場(広島市南区)の操業を開始する。また、ボンゴバンのラインオフを最後に、これまでタイタンやボンゴなどを生産してきた本社第1(F)工場の塗装工場、最終組み立て工場での完成車の生産を終了した。

これらは2002年10月に発表した再編計画に沿った、生産体制強化の一環で、その結果5月26日以降、マツダの国内生産能力(年間)は現在の78万8千台から11万台増(+14%)の89万8千台に拡大する。

新たに操業を開始するU2工場では、環境負荷を低減できるスリー・ウエットオン塗装設備など最新の生産設備を導入する予定で、5月からはデミオを生産する。

U2工場は1972年12月から操業を開始し、主力車種ファミリアほかを生産したが2001年9月に生産体制の再編によって閉鎖していた。U2工場での生産累計は約599万3千台。

今回の生産体制の再編に伴い、ボンゴバンなどはF工場から宇品第1(U1)工場に生産を移管し、F工場とU1工場で生産していたデミオはU1工場とU2工場での生産となる。

今回の再編による商品構成の変更はない。なお、F工場の従業員のほとんどは、U1およびU2工場での勤務となり、F工場は、1960年5月に完成し乗用車から商用車まで通算約1200万6千台を生産した。

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