LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

荒川化学工業/中国における合弁会社設立

2004年05月26日/未分類

荒川化学工業(株)は、ロジンおよびロジン誘導体の中国における生産拠点として広西荒川化学工業有限公司(仮称)の設立を決定し、中国広西梧州松脂股有限公司と三井物産(株)と合弁契約した。

中国はガムロジンの世界最大の産地であり、従来は国有企業によってガムロジンの生産が行われていたが、民営の生産工場が台頭するなど自由化が進められている。

このような状況のもと、より安定的なロジンの確保と生松脂からロジンおよびロジン誘導体までを一貫生産することによる効率化と品質の向上を目的として、中国におけるロジンおよびロジン誘導体の生産拠点設立計画をスタートした。

中国での事業を円滑に進めるために中国広西梧州松脂股有限公司および三井物産と合弁で推進することとし、平成16年5月23日に日中合弁「広西荒川化学工業有限公司」設立契約書を締結した。

なお中国広西梧州松脂股有限公司は、製紙用サイズ剤および粘着・接着剤用樹脂の製造販売を目的として平成7年に設立した梧州荒川化学工業有限公司の合弁相手でもある。

設立計画の概要
名称:広西荒川化学工業有限公司(仮称)
場所:中国広西壮族自治区梧州市外向型工業園区
面積10万平米
設立予定日平成16年7月
主な事業の内容:ロジンおよびロジン誘導体などの製造ならびに販売
生産能力約45 000トン/年
登録資本1 200万米ドル
出資比率:荒川化学工業(株)60%、中国広西梧州松脂股有限公司30%、三井物産10%

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース