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ミスターマックス/自社物流で収益アップ

2004年05月24日/未分類

(株)ミスターマックスは、平成16年3月期決算短信(連結)で経営方針で、自社物流への切り替えにより、東西2箇所に設置した自社物流センターへの納品精度の向上による欠品や売り逃しロスの排除に努めた。

また、商品発注の本部集中により、在庫管理の徹底をはかり、商品回転率を向上させるとともに、柔軟な売場レイアウトや品揃えの変更、迅速な商品の投入や切替を実施することで荷受・検品業務の自社物流センターへの集中により、店舗での作業体系を抜本的に見直し、店舗作業時間、店舗人件費の大幅削減を目指している。

このことで、自社物流センター稼動により、各店舗への納品トラックの運行台数を減らす取り組みを行っている。

前期では、自社開発によるショッピングセンターも期中に2箇所増えて20箇所となり、東西2箇所に物流センターを開設する一方で、発注の本部集中体制を強化して、物流の効率化と商品管理の精度向上に努めた。

販売費と一般管理費では、物流センターや新店舗開店に伴う費用増により197億44百万円(前期比115.1%)と増加し、営業利益は11億83百万円(前期比90.1%)、経常利益は14億44百万円(前期比88.9%)と減益となったが、物流センターの運営が軌道に乗ったことから、次期以降の店舗経費削減への道筋をつけることができたとしている。

次期の見通しでも、基盤作りを行った自社物流の仕組みなどを活用し、よりローコストな店舗運営により収益力の強化を目指すとともに、品揃えの充実と、お買い物のしやすい店舗環境の維持に取り組んでいくとして、自社物流の強化の効果を促進させる考え。

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