日本バイリーン（株）とドイツのフロイデンベルグ社（以下：FVKG）は、共同で中国の自動車製造拠点である長春市に自動車用フィルタ製造の新会社「フロイデンベルグ＆バイリーンフィルタ（長春）カンパニーリミテッド（FVFC）」を設立した。
新会社の資本金は8百万US$。日本バイリーンとFVKG両社合弁で蘇州にある不織布製造会社「フロイデンベルグ＆バイリーン（蘇州）カンパニーリミテッド（FVC）」を通じ新会社に75％を出資し、現地法人の長春汽車濾清器有限公司（CCAF）が25％を出資する。新会社FVFCは、エンジンフィルタとキャビンフィルタ等の自動車用各種フィルタを製造・販売し、中国北東部・北西部の自動車会社へ供給する。
日本バイリーンとFVKG両社は、成長する中国自動車市場に対し蘇州のFVC社と新会社FVFCを軸に積極的に参加する戦略を推進し、新会社へは技術やノウハウを提供していく。
長春経済技術開発地区に4万平方メートルの工業用地を確保し、6月着工、年内竣工を目標に新工場を建設するが、それまではCCAF社の現工場で操業する。
新会社概要
社名：フロイデンベルグ＆バイリーンフィルタ（長春）カンパニーリミテッド
Freudenberg&VileneFilter(Changchun)Co .Ltd.
設立：2004年4月16日
資本金：8百万US$Freudenberg&VileneNonwovens(Suzhou)Co .Ltd.75％
ChangchunAutoFilterCo .Ltd.25％
所在地：中国吉林省長春市安達街123（123 AnDaStreet Changchun）
代表：R.H.Koehler（FVKG）
目的：自動車用フィルタ製品のデザイン、組立、製造、販促、販売
従業員：300名（CCAFより転籍）
決算期：12月
