（株）ヤクルト本社は、6月14日から、ニュージーランドで「ヤクルト」の販売を開始している。
ヤクルトグループでは、現在、海外23の国と地域で、主に「ヤクルト」の販売を行っており、オセアニア地域においては、平成6年からオーストラリアで「ヤクルト」の製造・販売を開始している。
今回、販売を開始するニュージーランドでは、オーストラリアとの輸出入に関して、ANZCERTA（オーストラリア・ニュージーランド経済協力緊密化協定）が結ばれており、同一経済圏を形成しています。そこで、新たな製造工場は建設せずに、オーストラリアヤクルトの支店をニュージーランドに設置し、「ヤクルト」をオーストラリアから輸入して販売する。
ニュージーランドは、これまで乳酸菌飲料の市場がなく、他社に先駆けて乳酸菌飲料の販売を開始・展開することにより、今後の市場における優位性を確保し、ニュージーランドにおけるヤクルトブランドの浸透および確立を図っていく。
ニュージーランド進出計画の概要
進出形態：オーストラリアヤクルトの支店を設置
（設置先住所：27B（H）CainRoad Penrose Auckland1006 NewZealand）
導入商品：ヤクルト（容量65ml）
小売予定価格：1本当り0．900ニュージーランドドル（約62円）
販売開始時期：2004年6月14日
販売予定地域：当初は、北島のオークランドとその周辺地域の計約192万人を対象に販売し、販売状況を見ながら、販売地域をウェリントン地域などに漸次拡大する。
販売チャネル：スーパーマーケットや小売店などの店頭チャネル
販売計画：
初年度（H16.6.14～H16.12.31）5，000本／日
2年目（H17.1.1～12.31）10，100本／日
3年目（H18.1.1～12.31）15，100本／日
