日本郵船(株)は、三菱自動車工業(株)からの要請に関して、同社が発行を予定する優先株式25億円を引受ける。
同社と三菱自動車工業との間には、完成車輸送のみならずグローバルなコンテナ輸送と物流事業も含む広範な取引があり、三菱自動車工業は最重要顧客の一つとなっている。
同社は、過去30年間に亘り三菱自動車工業のメインキャリアーの地位にあり、今後もこの取引関係を継続強化していく事により相応の利益が期待できるものと判断した。
この観点から、三菱自動車工業の再生は当社の事業展開にとって大きな戦略的意義があり、優先株式引受けには相当な経済合理性があると認識している。