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矢野経済研究所/RF-IDの潜在ユーザーニーズに調査

2004年06月13日/未分類

(株)矢野経済研究所は、RF-ID(無線ICタグ)の潜在ユーザーニーズに関する調査結果を発表した。

調査結果サマリー
・現在使用している自動認識システムは、一次元コードが59%、二次元コードが11%、OCRが6%、マシンビジョンが1%、その他が8%、使用なしが15%となった。やはり、一次元コードのシェアは高く、全体の59%の企業が現行の自動認識システムとして一次元コードを利用し、過半数を上回る結果となった。

・最も関心のあるRF-ID(無線ICタグ)のアプリケーションは、FA分野ではやはりトレーサビリティである。次に流通分野における最重要アプリケーションは在庫管理、物流分野では在庫管理を僅差で押さえて入出荷管理が、アミューズメント分野では入退場管理、レンタルリース分野では貸出・返却管理がそれぞれ最も高い割合を占めている。

・RF-ID(無線ICタグ)の導入意向は、「積極的に導入したい」潜在ユーザーが8%、「導入したい」が64%。「導入したくない」が28%という結果となった。具体的な採用計画は各社様々と考えられるが、「積極的に導入したい」と「導入したい」を合計した“導入に前向き”と考える潜在ユーザーが全体の72%を占める結果となった。これは昨今のRF-ID(無線ICタグ)市場の急速な拡大を裏付けるものである。

資料体裁
発刊日:2004年5月31日
体裁:A4判446頁
定価:210,000円(本体価格:200,000円消費税等:10,000円)

矢野経済研究所はRF-ID(無線ICタグ)市場おいて将来的な需要先である国内の潜在ユーザーに対して、今後の導入意志や採用計画、導入した場合の使用目的、現在稼動しているシステムの課題問題点等合計13項目について調査を行った。

また、カテゴライズについては、FA(製造)分野や物流分野、流通分野等の合計5分野に設定し、その分野の有力企業に対して総合計で300社の調査を実施した。さらに、上記5分野別それぞれの集計分析に加えて、「一次元バーコードユーザーの現行システムの満足度」や「導入意向別の採用計画予定」など多岐に渡るクロス集計分析も行い、ユーザーの現状と将来性を中心に今後の潜在ユーザーニーズ動向をまとめた。

1.調査対象:RF-ID(無線ICタグ)潜在ユーザー(未導入企業)(総合計300社)
2.調査期間:2004年3月~2004年5月
3.調査方法:当研究所専門調査研究員によるテレホンサーベイ
4.資料名:「2004年版RF-ID(無線ICタグ)の潜在ユーザーニーズ動向調査」

問い合わせは
矢野経済研究所
営業本部営業企画部
企画・広報課:涌井奈津子
TEL03-5371-6912

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