プロロジスは6月15日、（株）日立物流向けビルド・トゥ・スーツ型物流施設「プロロジスパーク加須（かぞ）」の地鎮祭を、埼玉県加須市南篠崎にある加須工業団地内の同施設建設予定地で行った。着工は2004年6月21日、竣工は2005年3月末を予定している。
プロロジスパーク加須は、東北縦貫自動車道加須インターチェンジより約1.5Km、東武伊勢崎線花崎駅から1.3Kmに位置する加須工業団地内に建設され、次世代をにらんだ国内物流の戦略的拠点として高い立地メリットを有している。
プロロジスパーク加須は、プロロジスにとって埼玉県における初の物流施設であり、当社が管理・運営する国内のビルド・トゥ・スーツ型物流施設としては最大の規模。また、グローバルカスタマーである日立物流に提供する物流施設としては国内初となる。
日立物流はトイレタリー業界を対象とした「業界プラットフォーム事業」の本格展開を開始しており、同社は当施設を、「東日本NDC（仮称）」と名付け、東日本地域をカバーするトイレタリー業界向け共同物流拠点として利用することにより、物流サービスレベルの向上や物流コストの低減等を実現、顧客のより高次元な物流ニーズに応えていく。
今後、日立物流のパートナーとして日本各地で高品質なサービスを提供し、さらに米国をはじめ欧州、そして上海、蘇州と開発を開始した中国においても同様に「ロジスティクス・ソリューション・プロバイダー」を目指す日立物流のニーズに応え、同社を世界規模でサポートするべく努力を続ける。
「プロロジスパーク加須」概要
名称：プロロジスパーク加須
所在地埼玉県加須市南篠崎1-5-1、2
敷地面積38,278.86㎡（11,579坪）
建築面積18,056.87㎡（危険物倉庫、駐輪場含む）
床面積57,847.03㎡（同上）
構造・規模：鉄骨造、一部SRC造地上5階建て
着工2004年6月21日
竣工予定2005年3月末
