LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

プロロジス/「プロロジスパーク越谷2」竣工

2006年08月14日/物流施設

プロロジスは8月10日、マルチナント型(複数企業向け)大型物流施設「プロロジスパーク越谷Ⅱ(ツー)」を竣工した。

入居は、三洋電機ロジスティクス(株)、岩谷物流(株)。

「プロロジスパーク越谷Ⅱ」は、地上5階建て、敷地面積16,052㎡、延床面積45,315㎡の大型物流センターとして、マルチテナント型の基本設定にビルド・トゥ・スーツ型(一社専用)のコンセプトを取り入れたハイブリッド型設計を行い、入居企業のそれぞれの要望を取り入れた事務所レイアウトやトラックバースデザイン、各社専用で使用できるトラックヤードやエントランスを設置した。

また、敷地面積の3面が道路に面している立地特を生かしながら、最大限の床面積を確保。

駐車場には緑化駐車場を採用し、法的に必要な緑化面積を確保すると同時に、70台以上の車両が駐車できる広い駐車場を設置、南北2面に計43のバースを装備することにより、搬出入の際のスピードと荷捌き作業の効率性を向上するなど、物流効率を最大限まで高める流通型設計となっている。

また、外壁にはサンドイッチパネルを採用することで、サスティナブルで省エネルギー効果の高い優れた断熱性と耐久性、美しい外観を備えると共にメンテナンスフリーを実現した。

当施設は、東京都心から約20km圏に位置し、同流通団地内のプロロジスパーク越谷から約0.5km、東京外環自動車道草加インターチェンジより約5.8kmの場所に位置し、JR貨物越谷貨物ターミナル駅や大手路線事業者のトラックターミナルへ至近であることから、リードタイムの短縮、物流コストの削減など、路線を利用する企業をはじめ、モーダルシフトを推進する3PL企業やメーカー各社にとっても最適な物流センターとして機能すると同時に関東圏から東北地域を効率的に幅広くカバーできる国内物流の戦略的拠点として非常に優れた立地メリットを有している。

「プロロジスパーク越谷Ⅱ」の竣工により、埼玉県内で稼動するプロロジスパークは「プロロジスパーク加須」、「プロロジスパーク三郷」、「プロロジスパーク越谷」、「プロロジスパーク杉戸Ⅰ」、「プロロジスパーク戸田」、「プロロジスパーク桶川」、「プロロジスパーク春日部」の8棟となり、同社にとって同県内で初めてのマルチテナント型物流施設の完成となる。

また、現在、建設を進めている国内初の冷蔵・冷凍設備対応マルチテナント型大型物流施設「プロロジスパーク杉戸Ⅱ」と開発予定のビルド・トゥ・スーツ型物流施設「プロロジスパーク岩槻」を加えると県内で計10棟となる。

プロロジスは、当施設の運営管理を通じて今後、三洋電機ロジスティクスと岩谷物流のSCMおよび戦略物流そしてロジスティクスの進化・効率化をサポートする。

プロロジスパーク越谷Ⅱの概要
名称:プロロジスパーク越谷Ⅱ(ツー)
所在地:埼玉県越谷市流通団地2-2-1
敷地面積16,052m2(4,856.98坪)
延床面積45,314.65m2(13,708坪)
賃貸面積43,537m2(13,169坪)
構造RC+S造地上5階建
着工時期2005年10月27日
竣工時期2006年8月10日

問合せ
プロロジス
Tel03-6215-8480
inquiry@prologis.co.jp


竣工したプロロジスパーク越谷Ⅱ

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース