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エクセル/富士通ロジスティクスの全株式取得完了

2004年07月19日/未分類

エクセル(本社:英国)は、富士通(株)から富士通の全額出資子会社である(株)富士通ロジスティクス(以下:FJL)の全株式(100%)の取得を完了した。

FJLは日本において富士通とその関連会社に幅広い物流サービスを提供しており、2003年度の売上は200mポンド(400億円)。

当該株式譲渡は5年間のアウトソーシング契約を伴い、エクセルが引き続きこの度譲渡を受けたインフラを利用し、富士通グループへ国内物流サービスを提供する。

株式譲渡に伴い、まず25mポンド(50億円)が、エクセルより支払われ、3年後にその間の実績に応じ、更に最高で12.5mポンド(25億円)が支払われる予定となっている。

また、エクセルは統合費用を負担することになるが、これは2004年の決算からは除外される。

エクセルにとって、FJLの株式取得は、日本における事業基盤を強化するという、エクセルグループのアジア・パシフィック地域でのコントラクトロジスティクスビジネス拡大戦略の一環となっている。

エクセルは当該株式取得により強力な基盤を得るとともに、既に確立されている国際輸送でのプレゼンスを日本の国内物流の市場に拡大していく。

また、FJLの施設、優秀な人材、IT産業でのサービスに経験の深いスペシャリストとエクセルのグローバルネットワーク、及び他の産業へのサービスの専門知識との融合により、より魅力的な事業展開が可能となる。

エクセル・ジャパンとFJLの完全業務統合は、今後12ヶ月を目処に実現される見込みで、株式取得後の日本におけるエクセルの事業規模は3倍以上になる見通し。

FJLは、富士通グループへの物流サービス提供を目的として1988年に設立され、現在470名の従業員と1,100名を超える委託雇用者を抱えております。全国57ヶ所にFJLが配送、倉庫管理運営を行っている拠点があり、これにはクロスドック機能や在庫管理機能を持つネットワーク・ディストリビューションセンターが含まれる。

また、FJLは幹線トラック及び鉄道輸送ネットワークも管理運営しており、日本全国のエンドユーザーに配送を行っております。更に、付加価値サービスとして、梱包資材のデザイン、返品業務等のサービス・ロジスティクス、保守部品配送、重量機械の搬入設置作業、電化製品のリサイクルビジネスなども行っている。

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