東洋製罐（株）の子会社である東洋鋼鈑（株）は、中国においてハードディスク用ガラス基板の製造、販売を行う子会社を設立する。
東洋鋼鈑は、平成16年7月29日開催の取締役会において、丸紅株式会社（東京都千代田区大手町1－4－2）及びカイファ・マグネティクス社（中国深セン）と共同で、中国深センの深セン市大工業区（SGIZ）にハードディスク用ガラス基板の製造、販売を行う子会社設立する。
下松工場（山口県下松市）とTOYO-MEMORYTECHNOLOGYSDN.BHD.（マレーシア）において、アルミ基板とガラス基板を製造、販売してきたが、新会社では、今後大きな需要の伸びが期待されるノートブックパソコン、カーナビゲーションシステム、携帯機器向け等に使用される耐衝撃性に富むガラス基板を製造、販売する。
新会社の概要
所在地：中華人民共和国深セン市大工業区
投資額：約20億円
株主構成：特別目的会社51％、カイファ・マグネティクス社49％
事業内容：ハードディスク用ガラス基板
生産能力：月産40万枚（当初）
従業員約140名
今後の予定：
平成16年8月会社設立
平成16年12月設備設置完了
平成17年1月サンプル出荷開始
平成17年3月生産開始
特別目的会社の概要
投資額約10億円
株主構成：東洋鋼鈑60％、丸紅株式会社40％
