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国分/グループ全体に大規模IP電話網を導入

2004年08月25日/未分類

国分(株)は、伊藤忠商事(株)の全額出資子会社のITCネットワーク(株)が販売するIP電話環境構築支援サービス「e-Gateway」を利用することにより、関連企業を含む、およそ120事業所にIP電話回線を順次導入する。

る「e-Gateway」サービスは、既存の電話設備を有効利用しながらも高品質なIP電話環境を実現したコスト削減ソリューションで、Bフレッツとe-Gateway専用アダプタの設置により各事業所にIP電話環境を整備する。

また、広域内線網利用に際しての専用線の敷設が不要で、事業所の規模に応じて専用アダプタを選択することが可能であるため、数百名規模の事業所から数名程度の事業所まで短期間で広域IP内線網を整備する予定。

IP電話環境導入は、ローリスクで広範囲のコスト削減効果を短期間で実現でき、また事業所も多いためて可用性を期待できることから採用を決定した。

まず、本社、8支社、1工場および1流通拠点の計10事業所で、2004年8月末までにe-Gatewayサービスを稼動させ、順次、支店・他流通拠点およびグループ企業全体に導入する。

2004年度中に現在利用しているおよそ5000台の電話機や事業所コードレス用PHS端末をそのままIP電話端末として利用する。

今回の広域IP内線網構築とIP電話経由外線発信コストの削減で、グループ全体の固定通話コストを30%以上引き下げる計画。

また、今後は子会社である国分ビジネスサポート(株)を通じて取引先企業への紹介、導入も目指す。

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