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明治乳業/2004年度環境報告書発行、輸配送システムで車両数2割削減

2004年08月29日/未分類

明治乳業(株)は、2004年度環境報告書発行を発表した。

物流分野での対応は下記のとおり。

新しい商品を届けるため、効率的な輸送と配送中の品質管理には特段の注意を払っている。効率的な配送を進めることで、物流品質の向上と、排気ガス削減など環境負荷低減にも積極的に取り組んでいる。

新配送管理システムの導入
明治乳業グループでは、今までMElSAT・衛星ネットワークを利用し、効率的な運行管理を行ってきた。配送車両の現在位置をGPSなどで把握し、車両毎に取引先への到着時間や積載量など、輸送状況を常時確認してきた。

新配送管理システム(新MElSAT)
必要ならば配送ルートを変更するなどして、配送車両をフルに稼働させ、更に効率的な配送を行うことができる。
配送車には庫内温度や運行速度を感知するセンサーを搭載するたけでなく、急発進・急プレーキ等の運転中の状態も確認することができ、必要以上に環境負荷を与えていないかも把握することができる。運行状況を常時監視・管理することで、消費燃量のチックもできる。

この新配送管理システムにより、積載量の少なし、車両を減らし、1台の車をフル稼働させることで、ムダの少ない効率的な配送を行い、現在の配送車両台数を2割削減する予定。配送車両を減らすことにより、大気汚染物質やC02排出量など輸送に関わる環境負荷低減に寄与できる。

モーダルシフトヘの取り組み
中長距離輸送は、陸上輸送だけでなく、大量輸送ができ、排出ガス抑制など環境負荷が低い船舶や鉄道などの利用を積極的に進める。

以前より、北海道で生産したバターやチーズ等の乳製晶や原料を荷物を積んだトレーラーごと船舶を利用して本州の物流拠点まで海上輸送していた。

それに加え、牛乳等に関しても、北海道の生産工場で生産した商品を、毎日トレーラーごと海上輸送し、北陸や東海地区、関西地区へ運び、、鉄道コンテナを利用して、関東・関西の工場から北海道を初め、各地の物流拠点へ輸送している。

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