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日本通運/フランクフルト国際空港敷地内に新施設を稼動

2004年09月23日/未分類

日本通運(株)のドイツ日本通運有限会社は、かねてからフランクフルト国際空港敷地内の南部貨物地区に新施設を建設していたが、2004年9月27日に稼動を開始する。

施設はエアラインパレットのハンドリングシステムを保有しており、自社で航空輸出入貨物のビルドアップ・ブレーク業務を行うことにより、高速化と高品質化を図ることができる。

さらに、顧客のサプライチェーンマネージメントを最適にサポートする機能として、短期保税保管や無在庫型ハイスピードディストリビューションなどのサービスも提供する。

また、警備安全基準であるTAPA(Technology Asset Protection Association)の最上級基準である「ClassA」規格にて設計されており、約60台のセキュリティカメラのほか、モニタリングシステム、入退室管理システムを導入して、品質・安全面にも最大限の配慮をしている。(TAPAは竣工と同時に申請予定)

同社は、同施設を欧州域内における航空貨物の中核ゲートウェイの1つとして位置付け、拡大するEU経済圏に同調した体制整備と、とりわけ堅実に伸張する中東欧の物流にも積極的に対応していくとともに、欧州地域の活動理念として掲げる「汎欧州、脱国境、機能一体化」にもとづき、顧客の物流ニーズに確実に応えていく。

施設概要
名称:ドイツ日本通運有限会社フランクフルト支店ハイスピードロジスティクスセンター
〔NIPPONEXPRESS(DEUTSCHLAND)GMBHFrankfurtBranchHighSpeedLogisticsCenter〕
所在地:Cargo City South,FrankfurtA irport,60549,Frankfurt,Germany
敷地面積14,473m2
総床面積7,800m2
業務内容:航空貨物取扱い(輸出入貨物のビルドアップ・ブレーク)、欧州域内集配転送業務、短期保税保管、ロジスティクス業務
連絡先:ドイツ日本通運(有)フランクフルト支店
TEL49(069)68974-0FAX:49(069)68974-120

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