JTは、葉たばこ原料処理工場であるJT都城工場(所在地:宮崎県都城市千町、工場長:塩手干城)を、葉たばこ原料処理能力の適正化と国内たばこ事業におけるコスト競争力の強化を図る観点から、2005年3月末に閉鎖する。
同社は、葉たばこ原料処理能力の適正化に向けた諸施策を適宜行い、1998年(平成10年)以降は現在の3工場(須賀川工場:福島県、熊本工場:熊本県、都城工場:宮崎県)体制としてきた。
しかし、近年における国内たばこ事業を取り巻く事業環境の変化を受け、3工場の持つ処理能力が原料処理量を大きく上回り、非効率な状況が生じてきている。
このような状況のもと、JT都城工場を閉鎖することで、葉たばこ原料処理能力の適正化を図るとともに、国内たばこ事業における更なる競争力あるコスト構造を構築する。