住友化学は、関係会社の韓国LGMMA社に対し、住友化学独自開発の連続バルク重合法によるMMAポリマー製造技術を供与し、同社は年間4万tの能力を持つ新製造設備の建設に着手し、商業運転は2005年7月を予定している。
LGMMA社は現在、年間10万tのMMAモノマー製造設備と、懸濁重合法による年間5万tのMMAポリマー製造設備を保有し、主に韓国内の需要家に製品を供給している。
近年、液晶ディスプレーのバックライト部材である導光板をはじめとした光学用途向けポリマーの需要が大幅に増加し、それに対応する必要性が高まったため、より高品質の製品をより低いコストで製造することができる、住友化学連続バルク重合法によるMMAポリマー製造設備を建設することにしたもの。