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キユーピー/温度センサー付きICタグで加工食品物流管理実験開始

2004年10月02日/未分類

大日本印刷(株)は、温度センサー付きのICタグを使った加工食品の物流管理実験を開始する。

当実験は、キユーピー(株)の協力を得て、10月上旬から開始する予定で、キユーピーは温度センサー付きのICタグを使用して、液卵の工場間チルド輸送、冷凍食品の製造現場から配送デポへの輸送時の温度管理を行なう。

第一段階として、液卵の工場間チルド輸送での温度管理実験を行なう。容器に温度センサ付きICタグを装着し、出荷工場でハンディ型リーダを用いて計測条件を設定して、輸送時の温度を計測し、輸送後、計測した温度をハンディ型リーダで読み取り、パソコン上で管理する。

第二段階は、冷凍食品輸送時の温度管理実験を行ない、製造した冷凍食品の段ボールまたは段ボールを積載したパレットに温度センサ付きICタグを装着し、製造現場から保管倉庫、配送デポへの輸送時の温度を計測して、管理を行なう。

実験期間は、第一段階を10月初旬から11月末まで、第二段階を11月初旬から11月末まで行い、年内に実証実験データの検証を行う予定。

大日本印刷は、温度センサ付きICタグを使った食品や加工食品の物流管理、温度管理を行うとともに、生産システムやトレーサビリティシステムとの連動などの有効性を確認し、温度センサ付きICタグのシステム構築、運用に関する技術やノウハウ、データを蓄積するとともに、事業化の可能性の検証を行う。

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