(株)しまむらは、平成17年2月期中間決算短信(連結)で、経営方針では台湾において展開している「思夢楽」は、多店舗化と現地物流センターの稼動によるオペレーション体制のもとに、現地仕入商品の拡大によって台湾のお客様に密着した商品供給体制を作り上げ、平成17年2月期の単年度黒字化に向けた売上高の向上を目指すとしている。
経営成績で、生産から店頭までのトータルな物流の合理化を目指して構築中の中国からの直接物流も拡大を続け、中間期の直接物流による入荷個数は2,019千ケースと前期の2.3倍に達し、また直接物流を実施しているサプライヤー数は前年同期の61社から129社までに増加して、仕組みとしての形ができつつある。
さらに、国内物流は、引き続き積載効率を見直し、店舗配送車輌の大型化に取組んだ結果、全国を移動する荷物の平均一個当たりの輸送単価は54.8円と前年に比べ5.4%減となっている。
通期の見通しでも、ストア・ブランド化、直接物流はさらなる拡大と完成度の向上を目指し、流通構造の合理化と強固な体質の企業となるべく努めていくとしている。