川崎汽船(株)は、2004年末より竣工する新鋭高速パナマックス4000TEU型コンテナ船を北米北西岸航路(PNW)へ投入、同航路向けサービスを増強すると同時に、自社運航船8隻を投入して北米東岸航路(AWE4)を開始、CKYH4社による週3便の協調配船体制に新たに一便を加え、荷動き伸張の著しい北米東岸へのサービスも拡充する。
同社はタコマ港(米国ワシントン州)において自営ターミナル(ハスキーターミナル)を展開しているが、2005年夏をめどに隣接する新施設へ移転、現在の約33エーカーから2倍以上の74エーカーへ拡張を予定しており、最新鋭高速船の投入とあわせてアジア/北米航路のサービス品質の強化を図っていく。