沖電気工業(株)は、中国ビジネス拡大に向けて、上海に半導体のマーケティング・設計会社「日沖科技(上海)有限公司」を設立し、業務を開始した。新会社は、中国における3社目の半導体事業会社となり、沖電気グループとしては8社目の現地法人。
同社の半導体事業は、成長著しい中国市場において、PHS用LSI、携帯電話着信メロディ用音源LSI、電子辞書・玩具向けメモリ、デジタルオーディオ用マイコンなどの主力商品を中心に、売上が大きく伸長している。
今後、持続的成長が期待される中国市場で、更なる売上伸長、シェア拡大を図るためには、現地にて顧客ニーズを迅速かつ的確に捉えた商品企画・設計を行い、中国市場向け商品をスピーディに提供していくこと、また、現地でのきめ細やかな技術サポートを増強することが重要であり、今回、半導体のマーケティング・設計会社を設立することにした。
新会社の事業内容は、中国市場向け商品企画、ハード・ソフト開発設計及び技術サポート。中国市場向け商品開発・設計の現地化により、潜在的顧客ニーズを発掘して中国市場に合った商品提供を迅速に展開し、また、中国顧客の満足度向上に繋がるよう充実した技術サポートを提供していく。
会社概要
名称:日沖科技(上海)有限公司
英文名称:OkiSemiconductorTechnologyShanghaiCo.,Ltd.
所在地:上海市漕河経開発区虹漕路461号ソフトウェアビル8F
電話:021-6495-0055
FAX:021-6485-9589
董事長:牛田祐生(非常勤)
総経理:末永展行
設立:2004年10月15日
業務開始:2004年11月1日
事業内容:半導体のマーケティング・設計
人員:約20名(業務開始時)
資本金:US$2,000,000