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沖電気工業/社員食堂の廃食用油をトラック燃料に再活用

2008年06月25日/CSR

沖電気工業は、同社の八王子事業所の社員食堂から排出される廃食用油をバイオディーゼル燃料(BDF)に精製し、物流用トラックの燃料としての再利用を開始した。2008年4月より関連会社のOKIロジスティクスの輸送パートナー企業であるプロジェクト運送が、同社の社員食堂を運営するジー・オー・フードサービスから廃食用油の買い取り、BDFを精製・再利用している。
BDFは、CO2排出量がカウントされないこと、黒煙の排出量が軽油の3分の1以下であること、さらに改造せず車両に使用できることなど様々な長所を持つ。同社は2008年3月、実際にトラックに使用して走行実験を行い、1ヶ月で829kg相当のCO2排出が削減できる点などを確認。今回実用化に踏み切ったもの。1年間継続してBDFを使用した場合、年間で約10トンの排出削減効果が期待できる。
また、精製した残りの35l(10%相当分)も、農業用の堆肥や石鹸の原料として再利用できるという。同グループは、今後も環境負荷の低減を行い、環境配慮型の経営を行っていくとしている。

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