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アサガミ/平成17年3月期中間決算短信(連結)

2004年11月28日/未分類

アサガミ(株)の平成17年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは新規案件の開拓を推進するとともに、不採算部門からの撤退、アサガミプレスいばらき(株)への新規賃貸物件建設に着手すると同時に、各事業における経費削減によるコスト競争力および収益力の強化、有利子負債圧縮による財務強化を図った。

以上の結果、当中間連結会計期間の業績は、物流事業における国内タンカー輸送の撤退と荷役作業受注、またその他事業における建材販売の受注等が減少したが、物流事業における自動車部品・建設機械の輸出や鋼材原料の輸入取扱量と印刷事業における受注等が増加し、営業収益は17,124百万円(前年同期比1.9%増)、営業利益は一般管理費の削減等により1,448百万円(前年同期比18.4%増)、経常利益は955百万円(前年同期比35.7%増)となった。

しかしながら、今年9月に発生した台風18号の被害により729百万円の災害損失引当金等を特別損失に計上したため、107百万円の中間純損失となった。

事業の種類別セグメントの概況
物流事業
倉庫部門は、顧客の拠点集約による減収と貨物取扱量の減少があったが、契約形態の見直し等による増収があり、前年同期比8.1%の増収となった。

港湾フォワーディング部門は、国内タンカー輸送の撤退による減収があったが、自動車部品・建設機械の輸出や鋼材原料の輸入取扱量が増加し、前年同期比1.2%の増収となった。

運輸部門は、一部で荷役作業の受注の減少等があったが、建築資材・鉄鋼製品の取扱量が増加し、前年同期比3.9%の増収となった。

3PL部門は、建築資材の取扱量が増加し、前年同期比11.8%の増収となり、物流事業全体としての営業収益は10,606百万円(前年同期比4.2%増)となり、営業利益は1,125百万円(前年同期比17.0%増)となった。

不動産、印刷、その他事業(省略)

通期の見通し
今年度後半の世界経済は、原油価格の動向が内外の経済に与える影響や米国・中国の金融引き締め政策による景気減速等の懸念があり、それに伴いわが国経済も輸出の伸び悩み等が予想され、国内民間需要が増加しておりますが、依然として予断を許さない状況にある。

通期の営業収益は、国内タンカー輸送の撤退による減収や遮音材とフローリング販売等の受注減による減収を見込んでいるものの、建築資材・鉄鋼製品の取扱量増による増収により、34,750百万円(前年同期比0.1%増)程度を予想している。

経常利益は、引き続き一般管理費の削減を行い、1,600百万円(前年同期比5.2%増)程度を予想している。最終損益は、9月に発生した台風18号による災害損失等を当中間の特別損失に計上したが、固定資産の売却による売却損等も計上を見込んでいるため990百万円の損失を予想している。

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