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日本梱包運輸倉庫/マンハッタン・アソシエイツのWMS導入

2004年11月28日/未分類

マンハッタン・アソシエイツ(株)は日本梱包運輸倉庫(株)が物流センター管理システム「WM fori Series」を導入し、第一拠点として埼玉県、児玉営業所(倉庫面積:11,616㎡)にて稼動開始した事を発表した。

今回の導入は一拠点における業務改善に留まらず、日本梱包運輸倉庫の情報システム部門がコストセンターからプロフィットセンターへ変革する大きなステップとなり、第二拠点として関西大手製造メーカーへの導入プロジェクトも進行している。

日本梱包運輸倉庫は、倉庫管理システムは、既存のシステムを顧客単位で改変し適用する、荷主システムをそのまま利用するといった場合もあった。

そのため、さまざまな商品特性や顧客ニーズに対応できる倉庫管理システム導入の重要性が叫ばれ、同業他社との競争の激化に対応するため、顧客からの情報システムを含めた倉庫サービスの早期立ち上げの要求が高まり、社内営業部門から情報システム部門に対して、スピードアップとコスト削減の要求が厳しく突きつけられていた。

マンハッタン・アソシエイツのWM fori Seriesは日本梱包運輸倉庫の基幹業務と同じ環境を用いることができ、自社内で運用管理が可能また、帳票/インターフェース開発を社内技術者が行える。

更にパラメータ設定による機能の追加・変更が容易な操作性に優れたパッケージであるので、社内のITリソースを活用でき、二拠点目以降においては、自社情報システム部門を中心として導入する事が可能になる。

従って、今までコストセンターとして存在していた情報システム部門が、営業活動の一助となり、プロフィットセンターへと変革する事になる。

今回の児玉営業所では、導入以前は帳票を使ったピッキング/パッキングのオペレーションであったものが、RF端末を利用したリアルタイム処理オペレーションへと変更され、出荷業務の進捗度が
一目でわかり、出荷量の変動が激しいという出荷特性に柔軟に対応できるだけの情報を提供している。

また、RF端末を使った出荷検品業務は、ただでさえ少なかった誤出庫率を限りなくゼロに近づけており、同社は荷主/取引先より高い評価をえている。

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