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清和海運/マンハッタン・アソシエイツの倉庫管理システム導入

2008年11月04日/IT・機器

マンハッタン・アソシエイツは10月31日、清和海運が、同社の倉庫管理システム(WMS)を導入したと発表した。

清和海運は、荷主へのさらなるサービスの向上を目指すため3か所の物流センターを新規1カ所に集約することに伴い、システムを新たに構築のためマンハッタン・アソシエイツのWM built on Microsoft .NET版を導入した。

従来、ベテラン社員の勘と経験にたよっていた倉庫内管理システムから業務を均一化するシステムへの必要性と高度かつ汎用性のあるソリューションを求めていたもので、倉庫管理の最適化が必須だっため、検討の結果、2008年1月に導入完了となり、現在も順調に稼働している。

導入後は、パートタイム従業員を含む全ての倉庫内従業員による正確なピッキング作業を実現し、無線ハンディ端末と倉庫管理システムとの連携により、リアルタイムでの倉庫管理が可能にした。

さらに、固定ロケーションからフリーロケーションに移行し、スペース効率向上するとともに、循環棚卸による精度の高い入出荷が実行できるようになった。

マンハッタン・アソシエイツのシニア・コンサルタントで、今回プロジェクト・マネジャー、浅田裕紀氏は、「今回の導入におけるプロジェクト管理は、非常に順調でした。清和海運のプロジェクト・メンバーが、倉庫業務を熟知し協力的で、短期間で、新しい倉庫の効率的な改善が実現できました」と述べている。

清和海運の取締役情報システム室長である望月由起男氏も「当初物流センターの倉庫管理におけるシステム化を推進する上で、どのパッケージを採用するかで迷っていました。荷主へのサービス向上継続は、弊社のビジネスにとり不可欠です。また今回は、3か所の倉庫を新規1か所にし、無線ハンディと倉庫管理システムとのスムーズな連携という課題もありました。そのためシステム選択にも慎重を期しました。導入期間および製品の安定性および機能面で、マンハッタン・アソシエイツを最終的に採用しました。現在も順調に稼働しており、良い選択であったと思います」と説明した。

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