（株）モリタは1月14日、中国の消防車メーカーである「四川消防機械総廠」（中国四川省成都市）に資本参加の売買契約を締結した。
中国における生産台数第一位の消防車メーカーである「四川消防機械総廠」に出資することにより、中国に消防車の製造拠点を持ち、急速に拡大する中国市場に本格的に参入するとともに、同社製消防車の海外販売への製造拠点としても位置づける。
同社は、中国の防災設備メーカーである「中国消防企業集団控股有限公司（CFE社）」が100％出資している「Allied Best Holdings Limited（アライドベスト社）」と共同で香港に投資会社「Morita-CFEI nvestment Company Limited（モリタCFE社）」を設立し、同社の株式の50％を取得する。
モリタCFE社は、「四川消防機械総廠」の株式の50％を取得し、同社は間接的に「四川消防機械総廠」の実質権利の25％を取得する。
「四川消防機械総廠」の概要
所在地：中国四川省成都市
設立：1963年
資本金：197百万円
純資産：1066百万円
従業員数：677名
生産品目：水槽車、化学車、指令車、救助工作車、ポンプ、ｽﾌﾟﾘﾝｸﾗｰ、消火栓、消火設備等
販売台数（2004年）：各種消防車350台
