（株）イエローハットは、店舗戦力の強化を実現すべく、イエローハットの事業推進体制を一層「店指向」に変更するとともに、組織の合理化・効率化により収益力の向上を図ることを目的とするもので、平成17年4月1日を目標にイエローハット100％出資の販売子会社22社を1社に統合する。
統合の形式は、（株）東京イエローハットを存続会社とし、他の21社を吸収合併もしくは清算し1社に統合することを想定の上、現在法務面・税務面での検討を行っている。
イエローハットの直営7店舗と（株）ホームセンターサンコーが運営するカー用品4店舗も新会社に営業譲渡する。
譲渡時期はイエローハット直営7店舗は平成17年4月1日付、ホームセンターサンコーの4店舗については平成17年7月を目標に調整を行う。
（株）イエローハット車検センターは、これを解散しその業務についてイエローハット本部機構に吸収する外、（株）テックハットについては予定していた店舗譲渡がなくなったため解散する。
イエローハットの体制改編として、現行のYH（イエローハット）事業本部を廃止し、新たに「運営本部」と「商品本部」の2本部を設置し、「運営本部」は、子会社とグループ会社の各店舗の統括・管理・指導を担い、「商品本部」は、商品の企画・仕入・供給を担う。
現行の支店・営業所を廃止し、子会社なとグループ会社の店舗管理体制を本部直轄方式に移行し、現行の支店・営業所（9拠点）に替え、全国を7つのエリアに分けて管轄する。
総務部・経理部・人事部等の間接部門の業務は子会社と将来的にはグループ企業も含め集約する。
新組織の適正人員数は現在見積り中だが、現状人員数に比しおよそ150名程度の余力が発生する見込みで、子会社・グループ会社の店舗に配置転換し営業戦力を強化する一方、早期退職制度等を活用し人員削減を図る。
