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東洋通信機/日本電気システム建設へ装置事業譲渡

2005年01月30日/未分類

東洋通信機(株)と日本電気システム建設(株)は、東洋通信機の装置事業をNECシステム建設に譲渡することで基本合意した。

両社は、2005年6月初めを目処に譲渡を完了する予定。

基本合意内容は、譲渡対象が社内カンパニー「トヨコムネットワークシステムズ」が所掌する装置事業(紙幣識別装置や自動券売機等の貨幣処理事業およびPLC(電力線搬送)やCWDM(低密度波長多重)等の有線通信事業)と子会社であるトヨコムエンジニアリング(株)の装置関連保守・サービス事業。

譲渡対象事業を分社型新設分割により分社化し、新会社の全株式をNECシステム建設に譲渡する。

同社の装置事業とのシナジー効果を期待できるNECシステム建設に装置事業を譲渡し、同社の傘下の企業として、今後の成長を期することが最善であると判断した。

NECシステム建設は、NECのグループ会社のひとつとして、ネットワークやインフラ構築に強みを持ち、その豊富な販売チャンネルや広域な保守・サポート網を背景に、セキュリティから保守サービスまで幅広いトータルソリューションサービスを提供しており、装置事業が、これらの販売・サポート網をフルに活用することで、事業基盤をさらに強化できる。

一方、NECシステム建設は、当社の装置事業を商品ラインナップに加えることにより、そのトータルソリューションサービスの新しい事業領域を担うものと期待している。

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