UPSは、エアバス社の大型貨物機A380フレイターを10機、新規発注し、合わせて現行のA300の発注数を減らした。
A380の受領は2009年から2012年にかけてで、契約ではさらに10機のオプション発注を含む。契約価格は非公表で、付属エンジンの選定についても未定。
A300については、発注数を90機から53機に減らす。UPSは既に40機を受領しており、残り13機については2006年7月までに受領する。
A380のコンテナキャパは4万キュービックフィートあり、最大積載量は33万ポンド（150トン）。飛行継続距離も5600海里（1万360キロ）と長く、通常機だと1、2回、着陸する必要がある長距離ルートでも直航便で対応できる。
