ANAグループは、「グループ経営ビジョン」を確実に実現するための「経営戦略」として、2005~2007年度3ヵ年の中期経営戦略を発表した。
この中で、需要見通しとして、貨物郵便事業は日本発マーケット7%の伸び、中国発マーケット13~15%の伸び、アジア発マーケット5~7%の伸び、欧州発マーケット4~5%の伸び、米国発マーケット2%の伸びを見込んでいる。
主な戦略の概要で、貨物郵便事業戦略について、「第3のコアビジネス」として、成長戦略における三本柱の一角を担う、貨物郵便事業を基盤強化すべく、貨物専用機の増機を図り、深夜貨物便・中国線を中心に強化拡充を図っていくとしている。
また、国内、国際線を合わせ、2007年度までに事業収入として1,000億円の大台達成を目指す。