(株)近鉄エクスプレスの中国の現地法人の一つであるShanghai Kintetsu Logistics Co.,Ltd(上海近鉄)は上海の外高橋保税物流園区に事務所・倉庫を開設した。
物流園区は2003年に制定された保税地域で、保税区と出口(輸出)加工区の機能を併せ持つ、総合保税地域。
物流園区に搬入した時点で輸出したとみなされ、搬入時点で増値税の還付が可能となり、従来の輸入貨物の取扱いを主体とした保税区とは違い、輸出を主体とした保税区となる。
上海近鉄ではこの物流園区の特性を生かし、輸出型VMIをターゲットとしたビジネスモデルを提供し、倉庫管理業務と複数の輸出者を一つのB/Lでまとめるバイヤーズ・コンソリデーションサービスを組み合わせてお客様の中国発物流の最適化を目指す。
近鉄エクスプレスの中国における自社ネットワークは8法人31都市87拠点となった。
概要
名称:Shanghai Kintetsu Logistics Co.,Ltd
保税物流園区分公司
住所:No.100,ShenyaRd.,W/hC1-1,WaigaoqiaoBondedLogisticsPark,Shenghai,China
電話:+86-21-5864-6582
FAX:+86-21-5864-5355
事務所面積:328m2
倉庫面積:6,320m2
業務内容:保管、仕分け、発送など倉庫業務