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マニュジスティックス/小売・消費財業界に対するサプライチェーン同期化支援を強化

2005年03月10日/未分類

米国マニュジスティックス社のCEO、ジョー・カゥワンは、自らのビジョンとその実現に向けた新たな組織体制を発表した。

カゥアンは「小売企業および消費財メーカー各社は、変化する市場や消費者を前にして岐路に立っている。要求の厳しい消費者が自分の望むあらゆる場所・時間・方法で購買活動を行う今日の市場をうまく乗り切るためには、同期化されたサプライチェーンが成功の鍵となる。マニュジスティックスは、サプライチェーン・輸送・価格設定ソリューションのエンドツーエンド製品群、小売・消費財業界における主要な顧客企業との信頼関係、ならびにそれら企業の拡張サプライチェーンを最適化・同期化する能力を備えている。小売・消費財分野における当社の専門性や専門知識は、市場において卓越しており、引き続きこれを推し進めていく。」と述べている。

同期化されたサプライチェーンは、ビジネスプロセスをシームレスに共有し、複数のトレーディングパートナーが1つの製品サプライチェーン―原材料から生産、消費者への製品供給にいたるまで―を自社のものであるかのように管理するというもの。

同期化されたサプライチェーンを用いることにより、小売企業・流通業者・メーカーは、エンドツーエンドの可視性を実現し、欠品を削減するとともに、顧客満足度を向上させ、海外生産に起因する長大なサプライチェーンの弊害を減らすことができる。

マニュジスティックスは、小売・消費財分野で興りつつある新たなビジネス機会をとらえるため、専門ビジネスユニットを設立する。

各専門グループに、セールス、プリセールス、インダストリーマーケティング、およびクライアントサービス担当者を置き、小売・消費財各業界が直面する特有の課題にフォーカスし、深い専門知識とbest-of-breed製品といったマニュジスティックスの優位性を推進する。

ARCアドバイザリー・グループ、サプライチェーンマネジメント部門サービスディレクターのスティーブ・バンカー氏は「今日の小売企業とサプライヤーの関係はきわめて複雑です。小売企業は、需要と供給をより良く同期化できるパートナーを求めています。企業向けソフトウェアのプラットフォームは、取引先との同期化を支援する目的で一から設計されているわけではありません。したがって、CPFRのような分野でbest-of-breedのソリューションを提供できる企業は、市場優位性を得ることでしょう。また、価格最適化アプリケーションを購入する小売企業は増加しています。」と述べている。

さらに、カゥアンは「マニュジスティックスは20年以上にわたり、サプライチェーンイノベーションを推進しています。当社は、サプライヤーから輸送業者、および小売企業にわたるエンドツーエンドソリューションを提供することにより、小売・消費財関連企業のニーズをとらえ、これらの業界で優位に立つことを目指している」と説明している。

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