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イトーヨーカ堂、三井物産/メガモール開発会社設立

2005年03月21日/未分類

(株)イトーヨーカ堂と三井物産(株)は、マーケットの変化に対応して、広域商圏に対応する大規模なショッピングモール型店舗(以下:メガモール)、都市部の高密度商圏におけるイトーヨーカ堂の売場を中心とするGMS店舗とネイバーフッドショッピングセンター型店舗(以下:NSC)の開発を推進するため「(株)モール・エスシー開発」(以下:MSC)を設立しました。設立時の資本金は1億5千万円で、イトーヨーカ堂が60%、三井物産が40%出資。

新会社が創るショッピングセンターは、物販のみならず、情報やサービス(文化・教育・健康・娯楽等)を機能的に配置した新たな店舗環境を創出する。

さらにお客様のライフスタイル、ライフステージの変化に対応した質の高い商品を提供し、地域コミュニティと調和したショッピングセンターとして、「お客様の生活の豊かさ」を実現し「総合的な街づくり」を目指す。

MSCは、イトーヨーカ堂がもつ物件開発力・販売体制と、三井物産の生活産業に対するさまざまなツール・サービスの活用、及び同社が有する経営資源を活用し、多面的な情報ソースを活用した物件情報収集を図るなど、両社の総合力を結集し豊かな生活環境を提案する施設を開発する。

単に不動産中心のディべロッパーではなく、プロパティマネジメント及びアセットマネジメント機能、不動産流動化等の分野を含めた、顧客満足度の高い「21世紀型の生活環境を創るディべロッパー」を目指す。

MSCにおける役割分担
イトーヨーカ堂
・物件開発への協力
・出店地域における最適なマーチャンダイジングの構築
・キーテナントとしての出店
・モールゾーンの企画
・テナント誘致協力
三井物産
・店舗開発用地情報の提案
・モールゾーンの企画提案
・国内外のネットワークを活用した新しいタイプのテナント誘致
・最適な事業スキームの構築(施設の大型化・施設数の増加に対応)

イトーヨーカ堂は、グループ内で推進する事業構造改革の中で、メガモール或いはNSCの開発コンセプトに合致したマーチャンダイジングを構築し、総合的な品揃えの強みを活かしたキーテナントとして出店する。

また、三井物産はコンシューマーサービス事業本部内の新規事業チームを活用の上で社内横断的取組強化を図り、従来の郊外型ショッピングモールには出店していない新たなインポートブランドや高級アパレルを発掘する。更に、シネコン、クリニックモール、託児所などの地域の生活に深く関わるサービスを提供するテナントを誘致し、地域コミュニティの「豊かな生活の場」を提案していく。

新規案件は首都圏、関西圏、中京圏の三大都市圏中心に開発を進めて行く計画。

新会社概要
設立日2005年3月9日
会社名:株式会社モール・エスシー開発
所在地:東京都千代田区二番町8-8
代表者:代表取締役社長亀井淳
資本金1億5千万円(イトーヨーカ堂60%三井物産40%)

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