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東京都港湾局/「コンテナ物流情報ネットワークシステム」情報提供サービス開始

2005年03月21日/未分類

東京都港湾局は3月22日、港湾物流システム「日本コンテナ物流情報ネットワークシステム(通称「JCL-net」)」が、サービスを開始する。

システムは、コンテナターミナルにおける関係事業者間の貨物受渡しに係る情報や手続きなどを電子化・標準化して、物流を効率化する全国統一システムで、コンテナ貨物搬出可否情報(通関許可日等)をリアルタイムで提供する。

対象事業者は、ターミナル事業者、海運貨物取扱業者、陸運事業者で、ID申込状況52事業者、195ID(3月14日現在)。

効果として、コンテナ車両の待機時間の短縮による物流の効率化、コンテナターミナルのゲート前の渋滞緩和、事務手続きの電子化による業務の効率化及びコストダウンを見込んでいる。

今後、6月にコンテナ搬出入事務手続きの電子サービス化を開始予定している。

東京港をはじめとする我が国港湾では、コンテナターミナルのゲート前において、情報連絡上のトラブル等を原因とするコンテナ車両の渋滞が発生しており、その解消が課題となっている。

このため、東京都は、国土交通省や全国主要港と共同してJCL-netの開発に取り組み、サービス提供の準備を進めてきたが、今回、輸入コンテナの搬出可否を確認するために必要な情報をWEBサイトを通じてリアルタイムで関係事業者に提供するサービスを開始することとなった。

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