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セブン-イレブン/全国の配送車両・配送センターをデジタル無線でネットワーク化

2005年03月23日/未分類

(株)セブン-イレブン・ジャパンは3月、(財)移動無線センターのネットワーク網を活用し、本部・配送委託会社・共同配送センター・配送車両の無線を従来のアナログ無線から切り替え、デジタル無線ネットワークを構築した。

このネットワークは、交通や通信などの社会的インフラの機能が低下する災害時に、災害対策上重要な緊急情報の通信を確保する手段として、公共機関を中心に構築された800MHz帯デジタルMCA(マルチ・チャンネル・アクセス)システムのサービス(以下:mcAccesse)を活用したもの。

セブン-イレブンは、災害時の被害を軽減するには初動時の的確な対応が極めて重要であると考え、このネットワークを情報収集・伝達の基盤として今回導入した。

また、全国各地のセブン-イレブン本部・配送委託会社・共配センター・配送車両を結んだネットワークは、世界初となる試み。

デジタル無線である「mcAccesse」は、従来のアナログシステムでは得られなかった、広域エリアでの通信が確保でき、かつ機器の品質・機能が向上しており、「通信エリアの広域化」と「デジタル方式による多彩なサービスの提供」にある。

また、デジタル技術の特徴を生かした各種データ通信、GPSを利用した車両動態管理、積荷の追跡などアプリケーションも効率的に導入することが可能で、通常使用時においてもより安全で確かな運行が行えることで、インフラ作りをさらに徹底し、社会的信用の向上につなげる。

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