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コネクション・バイ・ボーイング/船舶用高速インターネット サービス料金発表

2005年03月27日/未分類

コネクション・バイ・ボーイングは、今秋開始予定の海運業界向け高速インターネット サービス内容と価格を発表した。

コネクション・バイ・ボーイングの海運業界向けサービス担当 ショーン シュインは、「我々は海運業界に対し、海上運航中の船舶が、高速インターネット、社内イントラネットへのアクセスや電子メールの送受信などを可能とする、革新的なサービスを提供することになります。コストの高さから、多くの海運業者は運航中の通信を最小限にすることに注力している昨今、地上と同様のコミュニケーション環境を可能にするということは、業界がまさに望んでいたことです」と語った。

現在、海運業界では、通信時間によって料金が加算される「on-demand」方式と、通信容量によって加算される「always-on」方式のいずれかで通信が行われている。今回、コネクション・バイ・ボーイングが提供するのは「on-demand」方式をさらに細分化したもので、業界に対して新たな選択肢を提供するもの。なお、「always-on」用料金は後日発表する。

「on-demand」方式の料金は、船舶1隻に対しての月額が2,800米ドルで、航行中の船舶での高速データ、音声、ファックス通信の利用が一定時間可能となり、同サービスの利用に必要な装備費用もこれに含まれまる。

「on-demand」方式に含まれるサービス

高速データ サービス
1隻あたり2,000分/月の利用が可能。受信速度は、5MBP以上で、送信速度は256KBP。データと音声の同時使用も可能。なお、2,000分を越えた場合は、1ドル25セント/分で延長利用可能。

音声/ファックス サービス
1隻あたり100分/月の利用が可能。なお、100分を越えた場合は、1ドル25セント/分で延長利用可能。

コネクション テレビジョン(2006年初頭よりサービス開始)
4チャンネル分のテレビ番組受信が24時間/日、7日/週可能。追加料金無し。
マネージメント ツール

安全性の高いウェブ ポータルを利用し、サービスの利用記録を日ごとにレポート。船舶管理者・所有者が利用状況の把握や経費の管理を容易に。

フリート共有プログラム
同一海運会社が運航する同サービス契約済み船舶間で使用時間を共有するサービス。高速データ、音声/ファックスの両サービスにおいて可能で、利用時間が少ない船舶分の時間を、多くを利用する船舶分の時間として計算。経費の削減を可能とするとともに、必要経費総額の予測をより容易に。

これらのサービス開始は今秋を予定している。なお、コネクション・バイ・ボーイングでは、2006年には、同サービス契約船舶は、その航行中の時間の99%をコネクション・バイ・ボーイング サービスを利用した通信を行っていると予測している。

コネクション・バイ・ボーイングについて
ブロードバンド環境において、リアルタイムでの高速インターネット、データおよびエンターテインメント情報を、航空機内の乗客に届けるモバイルサービスを提供している。同社のサービスは、2003年および2004年と2年連続でワールド・トラベル・アワードにおいてワールド・リーディング・ハイスピード・インフライト・インターネット・サービス・プロバイダー賞を受賞し、米市場調査会社であるIDC に、2005年度のワイヤレス分野における注目企業に選ばれている。

コネクション・バイ・ボーイングの高速インターネットサービスは現在、ルフトハンザ航空、スカンジナビア航空(SAS)、JAL、全日空およびシンガポール航空のフライトにて導入されている。また、中華航空、エルアル・イスラエル航空、大韓航空およびアシアナ航空とは長距離路線に同サービスを導入する基本合意に達している。コネクション・バイ・ボーイングはまた、海運業界にも高速インターネットソリューションサービスの提供を行っている。

サービスの詳細はコネクション・バイ・ボーイングのウェブサイト
http://www.connexionbyboeing.com/

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