三菱自動車工業(株)は、岡崎工場車体生産の停止時期を当面延期する。
1月28日に発表した「三菱自動車再生計画」の基本方針に変更はないが、2005年度の新商品投入は同社再生の鍵であり、品質面、生産面での万全な体制確保を最優先課題と考えた。
岡崎工場車体生産の停止及び移管の時期を一旦延期し、再生計画の達成が確実に見込まれるようになった時点で、改めて検討する。
今回の岡崎工場車体生産の移管延期は、今年度予定している新商品投入の品質管理に万全を期すためのもので、再生計画における固定費削減の方針は計画どおり順調に進行しており、今回の移管延期による再生計画の数値計画の大きな変動はない。