セブン工業（株）は、平成17年3月期決算短信（連結）の会社の対処すべき課題として、資材戦略は経営の最重要課題であるとの認識のもとに、主にロシア、東南アジアを中心とした素材開発及び生産拠点の開拓を行い新たな資材調達の確立に傾注している。
また、昨年竣工した資材物流センターを資材管理の核として最大限の活用を図るとともに、物流の一層の合理化を図っていくとしている。
経営成績の中でも、資材調達は、製造部毎に配置していた資材担当セクションを一元化し、昨年竣工した資材物流センターの本格稼動を含めて抜本的な改革と再構築に取り組んだ。
海外における事業展開については、親会社である住友商事（株）のネットワークを活用することで、同業他社には模倣できない資材戦略が可能となった。
また、物流拠点を設けたことで、物流業務の改善を推進し、集約化及び効率化のメリットを最大限に活用できる体制への転換を図った。
さらに、輸送費用の削減やデリバリーの迅速化、合理化のみならず、戦略的ロジスティックの体制構築に向けて物流機能の改革に着手したとしている
