（株）日本航空の平成17年3月期決算短信（連結）における貨物事業の内容は下記のとおり。
主要事業の計画として、貨物事業は、アジア･中国等の成長マーケットへの積極的な展開や国内深夜貨物マーケットへの進出などにより従来のコア領域の拡大発展していく。
また、B747在来型貨物機をB747-400型機に更新しつつ中型貨物機の導入を行い、国際貨物の需要増に対応した供給力の確保を行っていく。
経営成績
米国・中国等での景気拡大を受け、国際貨物需要は前年を大幅に上回る増加を見せた。
事業の種類別セグメントの業績
国際貨物
世界経済が全体として景気回復基調にある中、米国・中国等での景気拡大を受け、需要は前年を大幅に上回り、有償貨物トン・キロベ－スで前年対比107.1％となった。
品目は、好況感を反映して工業製品、繊維製品、生鮮品等あらゆる品目が総じて好調に出荷されたが、中でも「新三種の神器」と呼ばれるDVD関連機器、デジタルカメラ、薄型テレビ関係の製品･部品は輸出入で大幅な伸びを示した。
その結果、収入は、前年対比183億円増加し、1,713億円となった。
