日本ロジスティクスファンド投資法人は5月9日、(株)東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場した。
本投資法人は、物流施設に特化した不動産投資信託として、中長期に安定した収益の確保と投資主利益の最大化を目指す。
投資対象である物流施設は、国民の経済活動に密接な関係をもつ不動産であり、物流施設に対する根本的な需要は長期的に安定しているものと、本投資法人は考えている。
本投資法人の物流施設への投資は、エリア・地域と施設の機能を重視して行い、投資対象エリアは、消費者サービスに特化している宅配業者の急成長や、輸出入の増大、特に輸入拡大等を背景に、大消費地周辺及び貿易港や空港周辺といったゲートウェイ・エリアに重点を置く。
地域は、首都圏、近畿地域、中部地域、九州地域を中心に投資を行い、施設機能は、従来の保管型物流施設に加えて少量多品種物流への対応が可能な施設、荷物の短時間滞在を想定した施設等、高機能型物流施設を主な投資対象とする。
ポートフォリオの規模は、3年後を目処に1、000億円へ拡大させることを目指す。
本投資法人の資産運用に係る業務は、三井物産(株)、中央三井信託銀行(株)、ケネディクス(株)を株主に持つ三井物産ロジスティクス・パートナーズ(株)が行う。
本投資法人は、本邦初の物流施設特化型不動産投資信託として、不動産投資信託市場の投資家に対して新たな資産クラスの分散機会を提供するとともに、当面の間は借入比率を低めに抑え、堅実な運用による安定的な収益の確保を目指す。
日本ロジスティクスファンド投資法人のホームページアドレス
http://8967.jp/