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キーコーヒー/SCM本部新設

2005年05月11日/未分類

キーコーヒー(株)の平成17年3月期決算短信(連結)における主な物流内容は下記の通り。

経営方針
会社の対処すべき課題
品質、鮮度の一層の向上を目的とした設備投資と経営改革のための情報システムの整備を継続し、生産性の向上を図るとともに、品質に裏づけされた提案力及び競争力を強固なものにして、お客様の期待に応える。

経営成績
優れた品質と鮮度の向上を実現することが、コーヒー業界のリーディングカンパニーとしての使命であるとの経営理念に基づき、高品質なコーヒー生豆の安定確保や生産・物流設備のリニュー
アルを促進するとともに、運送業など附帯事業の強化も積極的に行い、キーコーヒーグループの事業領域の拡大を図った。

業務用市場
外食チェーン展開する取引先店舗への一括物流やWeb活用による受注システムの推進、各地の大型再開発プロジェクト出店企業への組織的取り組み、姫路営業所の新設による兵庫県西部への営業力強化などの施策を進めた。

組織体制の再編
平成16年10月1日付で首都圏を中心に物流業務を委託していた(株)キョーエイコーポレーションを完全子会社とした。

鮮度向上や多頻度物流、共同配送など物流へのニーズが多様化している中、直営の物流会社を擁することでより柔軟かつ機動的に対応する。

キーコーヒーでは、平成17年3月1日付で機構改革を行い、従来の生産本部とロジスティクス本部を統合し、受注情報に基づいた原料調達から製造・物流までを統括管理するSCM本部を新設した。

設備投資
昭和57年10月に操業を開始した九州工場は、西日本エリアにおけるレギュラーコーヒー生産拠点として稼働したが、平成17年1月には、衛生区分ゾーン強化による衛生管理機能の向上と多様化する需要に対応するための粉砕能力増強や包装ライン拡充を目的とした増築改修工事が完了した。

情報処理システム
情報の迅速な収集・分析によるスピーディな商品政策の実行を目的とした情報処理システムの強化に着手し、確かな情報に基づくスピードある意思決定と経営判断力の一層の強化のため、情報処理システムの高度化に引き続き取り組んでいく。

次期の見通し
さらにSCM本部の新設と運送事業を行う(株)キョーエイコーポレーションとの協業は、お客様の生の情報を調達、製造、物流部門と共有することにより、品質、鮮度を追求した継ぎ目のない商品供給の実現と、これらにかかる費用のコストダウンを図る。

将来の食品工場のあるべき姿を追求する工場、物流センターのリノベーションは前年度の関東、中部の両工場、両物流センターに続き、九州工場、九州物流センターが完了し、今後は、残る東北工場、東北物流センターへと積極的に投資を行っていく。

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