丸一鋼管（株）は、平成17年3月期決算短信（連結）の経営方針の中期的な会社経営戦略で、物流面について、過去10年間で7件の倉庫やパイプセンターを建設したのに加え、昨年8月完成の堺工場倉庫棟に続き、北海道丸一鋼管（株）苫小牧工場の倉庫棟の増築工事に着手している。
これにより物流基地の全国展開はより強固なものとなる予定。
今後の中期的な経営戦略として、需要家のニーズに対応すべく、効率的でコスト競争力のある物流網の構築および鋼管の再切断設備などの強化を図ることを挙げている。
次期の見通しのなかで、既に確立されている需要地生産体制でのコスト削減や物流体制の一段の効率化を支援材料に、昨今の積載規制の変更や燃料費の値上げによる輸送コスト増を相殺する努力を行ない、製販一体となり次年度目標の達成に努力をするとしている。
