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ミスターマックス/自社物流の仕組み活用

2005年05月18日/未分類

(株)ミスターマックスは、平成17年3月期決算短信(連結)での主な物流に関する内容は下記のとおり。

経営方針
利益配分に関する基本方針
内部留保資金は主として、店舗、ショッピングセンターの新設、増床、改装や、物流、仕入に関する情報システム投資、また、採用、教育、配転など組織力強化のための人材投資に活用し、業容の拡大と経営基盤の強化につなげる。

中長期的な会社の経営戦略ならびに対処すべき課題
目標とする経営指標を実現するため、収益力の強化と資産効率の向上を重視し、中期的には次の取り組みを進める。
①出店政策
お客様の利便性を重視し、食品スーパーを含む中商圏型ショッピングセンター内にワンフロア型2,000坪標準の店舗を出店する。
1店舗あたりの投資コストを抑え、出店を加速するため土地・建物については賃借を原則とし、流動化案件にも取り組んでいく。
コア・ターゲットとなるファミリー層の厚い都市部、特に首都圏、湾岸エリアへターゲットを絞り、出店を進め、西日本地区では小型店のスクラップ・アンド・ビルドを進める。

②商品政策
ナショナル・ブランドを中心に価格訴求力の高い商品を地域一番の安さで打ち出す「POWERPRICE」商品と、毎日の安さを訴求する自社開発商品とを組み合わせることにより、「安さ365日」。特売日だけ安いのではなく、毎日安い価格を実現する。

東西2箇所に設置した自社物流センターへの納品精度の向上による欠品や売り逃しロスの排除に努める。商品発注の本部集中により、在庫管理の徹底を図り、商品回転率を向上させるとともに、柔軟な売場レイアウトや品揃えの変更、迅速な商品の投入や切替を実施する。

売れ筋商品・話題商品の集荷ルートを開拓、強化するとともに、海外パートナーとの連携を強化し、「MakeaGOODCHOICE!」と「SELFSTYLE」という2つの自社ブランドを中心に自社開発商品の開発を強化する。

③ローコスト・オペレーション
発注の本部集中と荷受・検品業務の自社物流センターへの集中により、店舗での作業体系を抜本的に見直し、店舗作業時間、店舗人件費の大幅削減を目指す。

④環境への取り組み
自社物流センター稼動により、各店舗への納品トラックの運行台数を減らす取り組みを行っている。

経営成績
ディスカウント・ストア事業
当期においては、前期中に開設した東西2箇所の物流センターを中核とした自社物流の仕組みを活用し、よりローコストな店舗運営を目指す一方、店舗収益性向上のため、8月に「マリノアシティ福岡店(福岡市西区)」、10月に「館林店(群馬県館林市)」を閉店し、今年3月には千葉市美浜区に千葉県内3号店となる「千葉美浜店(千葉市美浜区)」を開店した。この結果、期末店舗数は前期末から1店舗減少し、41店舗となった。

期末現在における総売場面積は233.9千㎡(前期末比1.7%減)、1店舗当たりの平均売場面積は5,705㎡(前期末比0.6%増)。自社開発によるショッピングセンター数は前期末と同じ20か所となった。

自社物流の仕組みを活用した店舗作業改革により、店舗人件費の削減が進んだ。

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