三和倉庫（株）の平成17年3月期決算短信（連結）の経営成績は下記のとおり。
積極的な営業活動を行うとともに、業務の改善などを推進し、原価の低減に努めた。
その結果、当連結会計年度の営業収益は5,665百万円（前連結会計年度比3.1％増）、営業利益348百万円（前連結会計年度比10.8％増）、経常利益344百万円（前連結会計年度比15.5％増）、当期純利益183百万円（前連結会計年度比23.3％増）となった。
セグメント別の概況
物流事業
倉庫業は在庫圧縮の影響などにより保管残高・取扱数量ともに減少したことにより減収となったが、運送業は、運送取扱数量が増加したことにより増収となった。また、作業にも輸出入貨物の取扱いの増加により増収となった。
この結果、物流事業の営業収益は5,291百万円（前連結会計年度比2.4％増）。
保険代理業、その他の事業（省略）
次期の見通し
今後のわが国経済は、引き続き回復基調が続くものと見られるが、米国および中国経済の減速
懸念や原油価格の上昇など、先行き不透明な状況で推移するものと予想される。
このような状況のもと、同社グループは、安全と品質向上に努め、物流サービスの提供に全力を尽くすとともに、経営の効率化を着実に進め、収益力の向上を図っていく。
次期の業績見通しは、連結営業収益5,700百万円（0.6％増）、連結営業利益390百万円（11.9％増）、連結経常利益390百万円（13.1％増）、連結当期純利益200百万円（8.8％増）を予想している。
