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大王製紙/塗工紙生産設備新設

2005年06月23日/未分類

大王製紙(株)は、国際競争力の強化を図るため、省資源、省エネルギー、紙の軽量化に対応した国内最大級の取幅で最高速のオンマシンコーター (塗工機) 新設と、併せて雑誌古紙処理設備および新聞古紙処理設備等を総額450億円を投資して平成19年度中に完成させる。

今後もさらに古紙配合率を高めるため、長年のノウハウを結集した雑誌古紙処理設備 (450トン/日) を増設して、新設オンマシンコーターで使用する。

新設オンマシンコーターで生産する紙に必要な原料は、天然材を一切使用せず自社植林の南米チリ材 (植林木チップ) とリサイクルした雑誌古紙を使用して、環境面に特に配慮した原料で全て賄う。

また雑誌古紙処理設備の増設に併せて新聞古紙処理設備 (350トン/日) も増設し、塗工機完成にあわせて新聞用紙を増産する体制も整える。

オンマシンコーターの新設にともない、上級紙抄紙機2台を停止する。

新設する生産設備の概要
生産品種:コート紙、軽量コート紙、微塗工紙
塗工紙生産設備:オンマシンコーター月産能力24,000トン
(ワイヤー幅8,100mm、運転速度 毎分1,800m)
パルプ製造設備、雑誌古紙処理設備月産能力13,500トン
新聞古紙処理設備月産能力10,000トン
完成時期:平成19年度中
設置場所:大王製紙株式会社三島工場 (愛媛県四国中央市)
設備投資金額 450億円

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