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NEC/異種データベース間でのデータ連携ソフトウェア「Data Coordinator」発売

2005年07月18日/未分類

NECは、Oracle、SQL Server、PostgreSQLなど、種類の異なるデータベースに別々の形式で蓄積されたデータをネットワーク経由で連携させることのできるソフトウェア「Data Coordinator(データコーディネータ)」を製品化し、販売を開始した。

本製品を活用することにより、例えば本社の基幹システムのデータベースに保管された商品販売データを、工場内に設置された種類の異なるデータベースで管理されている在庫情報データと連携させることが可能になり、販売・在庫の状況を同一のサーバ上で一元的に分析することなどが可能になる。

従来、このようなデータベース間でのデータ連携を実現するには、全社システムの再構築などにより専用のアプリケーションを開発する必要があったが、本製品によりその開発コスト・保守コストが不要となることを最大の特長としている。

このような特長が評価され、本製品は日本食研(株)において、本社基幹システム(Oracle)と、全国の支社、工場、事業所にデータを配信する中継サーバ(SQLServer)間でのデータ連携用途に採用されることが決定した。

新製品の販売価格は管理用のサーバソフト(Data Coordinator)が200万円~、連携の対象となる各データベースに配置するエージェントソフト(Data Coordinator Agent)が140万円~(いずれも消費税を除く)。

NECとしては、両製品を合わせて今後3年間に800ライセンスの販売を見込んでいる。

近年、全社規模でビジネスプロセスを効率化するため、全国に点在する事業場や工場のシステムを有機的に連携し、情報システムの一元的な管理体制を整備する企業が増加しており、各所のデータベースに蓄積されたデータを効率的に連携させることが最も重要とされており、システム環境の異なるデータベース間のデータ共有を容易に実現するツールを求める声が高まっていた。

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