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住友商事/化学品事業会社3社を戦略的に再編・統合

2005年08月10日/未分類

住友商事(株)は10月1日、住友商事プラスチック(株)と住友商事ケミカル(株)と住商化学品中部(株)の3社を統合させる。

存続会社は住友商事プラスチックとするが、新会社の社名は住友商事ケミカル(株)とし、化学品3事業会社の戦略的再編・統合により、バリューチェーンと収益の飛躍的拡大を図る。

2005年4月1日、住友商事は、化学品事業部門において、一層の選択と集中を行う為、機能面及び商品面より、「機能性化学品本部」「合成樹脂・有機化学品本部」を「基礎・電子機能化学品本部」「ライフサイエンス本部」に変更した。

「基礎・電子機能化学品本部」は基礎化学品分野である合成樹脂部、有機化学品第一部、有機化学品第二部、資源性無機化学品部と電子機能化学品分野である電子材料ケミカル部、機能材料ケミカル部の5部から構成する。

合併後の住友商事ケミカルは、住友商事本体の「基礎・電子機能化学品本部」に対応した「合成樹脂」「有機化学品」「電子機能化学品」の3分野の広範囲な商品をカバーすると共に、バリューチェーンを共有し、グループ経営の一層の効率化・深化を進め、更なる収益基盤の拡充を促進する。

また、中部地区の化学品全般を取扱ってきた住商化学品中部は、合併後、新会社の名古屋支社として「地域戦略」と「商品戦略」のより緊密且つ有機的な展開を実現する。

合併後の売上高は、2,370億円程度になる見込みで、税引後利益15億円を目指す。また、従業員は340名、執行役員制度も導入してスタートし、社長は住友商事プラスチックの松岡社長が就任、住友商事ケミカルの桑野社長は副社長に、住商化学品中部の小出社長は執行役員に就任する。

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