トナミ運輸（株）の平成18年3月期第1四半期財務・業績の概況（連結）の経営成績は下記のとおり。
今年度より中期経営3ヶ年計画「企業革新への挑戦」をスタートさせ、従前の「輸送・保管・流通加工・在庫管理・配送・情報処理」などを一体化した総合物流サービスを提供する「システム物流」の営業機能を充実させ、「物流ソリューション事業」として、提案機能と営業力強化により事業の拡大を推進した。
この結果、主力の特別積合わせ部門における、運賃単価の低下などによる減収をシステム物流などの推進により挽回すべく努めたが、当第1四半期の営業収益は、314億90百万円と対前年比1.4％の減収となった。
利益面も、燃料費の高騰などコスト負担が増加し、燃費向上などコスト削減に努めたが、経常利益4億66百万円と対前年比40.6％の減益。
事業別の業績
物流関連事業
国内貨物輸送量が伸び悩む中、システム物流を核としたソリューション事業の推進や品質向上をはかり、お客様に満足してもらえるサービスの提供に努めたが、営業収益は288億47百万円と対前年比1.7％の減収。
その他事業
自動車修理業、物品販売業などを含めたその他事業の営業収益は、26億42百万円と対前年比1.8％の増収。
