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UPS/「UPSトレード・ディレクトSM」改良

2005年08月21日/未分類

UPSは、倉庫保管を必要としない国際輸送サービスである「UPSトレード・ディレクトSM」について、LTLを含むあらゆるタイプの貨物の集配送業務に共通のコンピューターアプリケーションを導入した。

今回のトレード・ディレクトの改良により、従来の小口以外の貨物の追跡情報もUPS.comを通じてオンラインで把握できるようになった。顧客にとっては時間の節約にもつながり、通関やラベル貼付などの作業が効率化できるようになった。

同社は「国際流通が複雑化する中で、倉庫業務が必要なくなり、情報処理が簡素化することのメリットは大きい」としている。

トレード・ディレクトは、全世界の工場から通関経由で欧米各国に直接、貨物を送り届けることができるサービス。アプリケーション共通化により、個々の包装済み貨物は、ラベル貼付の後に混載され、陸・海・空輸送や通関の際に一件の混載貨物として扱われる。その後、再び個々の貨物に戻され、最終目的地に配達されることで、スピード化が図る。

トレード・ディレクトには、海上輸送、航空輸送、さらにメキシコ、カナダ、米国間の国境越え輸送の三種類がある。契約とインボイス(送り状)を一件で済ませると同時に、貨物情報の透明化も図っている。(翻訳)

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