川崎汽船(株)はSCMサポートシステムとしてVisibility Management System(以下:VMS)を開発した。
VMSはインターネットをベースとしたSCMシステムで、コンテナ単位での動静確認だけでなく、コンテナ内のSKU(Stock Keeping Unit:製品の在庫管理単位)レベルで物流におけるすべての動静を確認することが可能。
さらには、本船予約、コンテナの動静、船積み、パーチェスオーダー、製品情報など、詳細なデータが常にロジスティクスパートナーによって更新され視覚的にウェブ上でリアルタイムに必要な情報をすばやく365日いつでも取得することが可能。
VMSはすでに使用を開始しており、同社グループ会社の協力により、北米に拠点を置く顧客のアジアからの購買をサポートしている。
また、日本の大手メーカーにおける世界各地からの調達、梱包、海上輸送などの情報の相互互換の役割を果たしている。
VMSはサプライチェーンの基盤となり、物流に必要な全ての情報を顧客のニーズに合わせて提供していく。
問い合わせ
川崎汽船(株)
情報システムグループ
グループ長:河野修三
電話03-3595-5161
FAX03-3595-5363