日本通運（株）は、東京航空支店情報システムセンターで、情報セキュリティマネジメントシステムの日本国内規格「ISMS認証基準（Ver.2.0）」と英国規格「BS7799-2：2002」の認証を取得した。
ITの急速な発展と普及に伴い、コンピュータへのウィルス侵入や不正アクセス、機密情報・個人情報の外部流出などが大きな社会問題となっています。これらに対し、組織のマネジメントとして、情報システムの安全性管理が一定の基準に達していることを認定する制度がISMS認証基準やBS7799となる。
東京航空支店情報システムセンターでは、国際航空貨物、国内航空貨物、各種ロジスティクスサービスに関する情報システムの企画・開発・運用・管理を担当し、顧客情報や企業情報などを広範囲に取り扱っている。
とくに国内航空貨物部門では、個人情報専用の輸送商品「プライバシーガード」も販売しており、情報セキュリティについては、高度な保護・管理体制での運営を行っている。
今回の認証取得により、その取扱いが高く評価されたことになり、グローバル企業のお客様との対応にも信頼性のある情報システムでサポートされた付加価値の高い物流サービスの提供をさらにアピールできるものと考えている。
同社は、これからも安全性に優れた情報システムを安定運用していくことにより、高品質なロジスティクスサービスの展開を推進する。
